ガーゼタオルに腕、小さい頃に手放せないもの

 

 

私には、小さいときにずーっと手放せないものがありました。

 

それは、白いガーゼタオルです。

小さな頃に手放せなかったもの

私は、白いガーゼタオル

 

物心ついたときから、白いガーゼタオルが一緒にいました。

とにかく触り心地がよくて、寝るときはかならず一緒でした。

 

母に聞いてみたところ、ガーゼタオルとの出会いはなんと1歳のころ。

そろそろ母乳から卒業しようとなったらしく、卒乳しようとしていたらしいのですが、

わたしはなかなか離れられなかったようです。

もうバイバイなんだよ~と言われて、うわんうわん泣いてたときに持っていたのが、ガーゼタオル。

 

それからずーっとそのガーゼタオルをもって過ごしていたとのこと。

本当はもっと大きいサイズだったようでしたが、私が気づいたときにはもうハンドタオルくらいの大きさに。

そんな小さな赤ちゃんのときから、一体いつまで持っていたのかというと、なんと高校生まで笑。

さすがに一緒に寝るってことはなかったんですが、タンスに閉まってお守りのように持っていました。

 

お別れしたのは、私が大学入学で実家を離れるタイミングだったでしょうか。

そのときは、本当にぼろぼろでミニハンカチくらいの大きさだったのですが、感謝をこめてさよならをした記憶があります。

 

調べてみると、タオルやぬいぐるみなど特定のものを肌身離さず常に持っている状態をブランケット症候群だったり安心毛布と呼んだりするようです。

まさにわたしはそれだったと思います。

いまでもガーゼ生地やガーゼのような触り心地のものに触れるとすごく落ち着きます。

 

娘は、わたしの腕

 

私の娘にも、手放せないものがあります。

それは、ガーゼタオルではなく、わたしの腕。

腕?ってなりますよね。

わたしの腕を触ったり、顔にぎゅっと押し付けたりすると安心するようです。

 

それは、娘がまだ3,4カ月の赤ちゃんだった時。

夜に寝かしつけをしてもどうにも泣いて泣いて収まらなかったとき、

わたしの腕をぎゅーっとして寝た時がありました。

そのときから、寝るときはわたしの腕をぎゅっと握ったり、ぎゅっと握ったまま顔に近づけて寝るようになりました。

 

赤ちゃんのときは、もう寝たかな~?と思って腕を抜くと、ぴぎゃーー!!!と泣くことが多かったのでそのまましばらくととどまるしかできませんでした。

そんなときは、あ~この腕だけシュポっと抜けたら楽なのにな~、とか、

わたしの腕の質感の腕のプラモデルがあったらいいのにな~、なんて思っていました。笑

 

そんなこんなで、今となっては腕をぎゅっとしないと寝れないというわけではないのですが、

事あるごとに私の腕をぎゅっとしてきます。

 

だんだんこっちも嫌だな~って思うときもありますが、

きっといまのうちしかない時期なのかな~とも感じ、

安心・落ち着きを提供するために今日も娘に腕を差し出します。

 

高校生まで、「おかあさん~、腕したいー」ってぎゅってされてたらどうしよう笑。

 

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