昨日の夜に急に土砂降りになって
雷がぴか!ゴロゴロとずっと鳴りっぱなしでした。
おかげで娘は「こわーい!おへそとられるー!!」と大騒ぎ。
「もうこんな世界嫌だあー!」と泣きじゃくってました。
そこまで雷が怖いとは。
確かに物凄い音を立てて雨も降っていましたし、
外の気配がおどろおどろしかったんでしょうね。
今日も一時期どしゃー!とバケツをひっくり返したかのように
雨が降ったかと思いきや、今はピタッと止んでいて
忙しない空模様になっています。
さて、先日夫が年を取ったことで
茄子が美味しく感じたという話を書いたのですが、
実は私にも大人になってから美味しく感じる食べ物があります。
それは、梅干し。
今は本当に大好きなんですが、昔は全く食べませんでした。
大人になってから梅干しが好き
梅干しなんて食べるのは損をしている
子供の頃は梅干しは全く食べませんでした。
何がいいのかさっぱりわからなかったのです。
小学生の時に、遠足のおやつに同級生が
梅干し系の駄菓子を買ってきて食べていた子がいましたが、
それも全く考えられませんでした。
梅干し食べてなんの得があるんだ?
ただ酸っぱいだけじゃないか。
おにぎりの具で梅干しが入る意味がわからなかったのです。
なぜおにぎりに酸っぱいもの入れないといけないの??
おにぎりの具はもっぱらシャケやおかかだった私。
梅干しをおにぎりの具にするなんて人生損している、とまで思っていました。笑
段々と、料理に梅干しをアクセントに使うとか
そういう使い方は理解ができて自分でも食べていたのですが、
おにぎりの具としての梅干しはどーしても許せなかったのです。
夫が梅干しのおにぎりをしょっちゅう買う
私の心が変化してきたのは、
夫が梅干しのおにぎりを買ってから。
どこかドライブに行くときや、
今日はコンビニご飯にしようかってなった時に、
夫が選ぶのは梅干しのおにぎり。
それ見た時は、信じられませんでした。
え…梅干しのおにぎり買うの?どうかしてるぜ!とまで思っていました。
でも一度や二度ではなく、必ず梅干しのおにぎりを買う夫。
ん…?もしや、本当に美味しくて買ってるの?
梅干しのおにぎりを求めているから買っているの?
梅干しのおにぎりが食べたいから買っているの?と思い始めました。
食べてみたら…何これうま。
夫のお昼のお弁当がわりに
おにぎりを握っているのですが、
その具にも梅干しがレパートリーとしてあります。
なので私もパートの休憩時間に食べる用のおにぎりに
梅干しを入れてみたんです。
「これで美味しくなかったら、私の一食分返してもらおうか」と
心の中で呟きながら食べてみると、
何これおいしいんですけど、うっま。
梅の味と酸っぱさがおにぎりご飯をさらに美味しくしてくれている。
梅でご飯が進む進む。
やだこれ、美味しいじゃない!!
夫よ、疑ってごめん。梅干し美味しかったんだね!!!
と心で懺悔しました。
それからというものの、
私のおにぎりはほぼほぼ梅干しのおにぎり。
今まで食べてなかったものが食べれるように
そして美味しく食べれるってなんて幸せなことなんだろう。
勇気を出して梅干しおにぎりを食べてよかった。
ありがとう、自分!
これからも梅干しに感謝して食べていこうな。